■ ID
| 1687 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| 大阪都心部における地下温暖化履歴の推定
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■ 著者
| 濱元栄起
埼玉県環境科学国際センター 有本弘孝
(一財)地域地盤環境研究所 北岡豪一
岡山理科大学 谷口真人
総合地球環境学研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2013 |
■ 誌名・巻・号・年
| 地盤工学会関西支部「地下水地盤環境・防災・計測技術に関するシンポジウム」論文集、59-64、2013 |
■ 抄録・要旨
| 国内外で地下水観測井等を活用し、地下温度の鉛直分布が計測されている。これらの計測結果から、温暖化が大気だけではなく地下にも進行していることが明らかになってきた。本研究では、地下水地盤環境に関する研究協議会に設置された「地下水水質研究委員会」の研究プロジェクトおよび総合地球環境学研究の研究プロジェクトによって測定された大阪都心部の3地点の地下温度データを対象として、逆解析を行い、過去から現在までの地表面温度変動履歴の推定を行った。その結果大阪都心では、この100年間に4〜6℃の温度上昇があったものと推定された。さらに地表面温度変動の推定結果を用いることで、地下温度の変動履歴や、この100年間の蓄熱量を推定した。その結果、大阪都心における地下温暖化の程度は、大阪湾の対岸の淡路島における結果よりも有意に高いことがわかった。
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